いくらあれば沖縄に移住できる?実際にかかる費用内訳をご紹介!
いくらあれば沖縄に移住できる?実際にかかる費用内訳をご紹介!の記事をご紹介します。
沖縄への移住を検討した場合、一番気になるのが毎月の支出がいくらかかるのか?という点ではないでしょうか?漠然としたイメージだけで移住先を決めるのは不安ですよね?今回は沖縄移住で実際にかかる家賃や生活費等の費用の内訳をご紹介していきますので、ぜひ参考にされてみてください。
ちなみに物価に関しては、離島で輸送費がかかるため野菜や輸入品等は全体的に高めです。しかしタクシーの初乗りは値上げされたとはいえ560円で乗ることができます。移住エリアによっては移動手段は車、バス、タクシーのみになるので、移動にタクシーを使いやすいのはありがたいところ。またガソリンやお酒は他県に比べて安く入手できますが、酒税は2032年までに軽減措置が段階的に廃止されると発表が出ています。しかし現在は20-30%免税されてお酒が買えるので、お酒が好きな人にも沖縄の移住はおすすめです。
単身での沖縄移住の場合約10-15万円前後
単身で沖縄に移住する場合、費用の相場は10-15万円前後です。那覇市内の場合1Kであれば5万円前後の物件は見つかります。そこから食費や日用品、光熱費、通信費等加えていくとだいたい10-15万円前後で生活はできるのではないでしょうか?
一方で沖縄の最低賃金は、2022年10月に改訂が入り853円になりました。その為、15万円でも収入を確保する為には計画的に仕事を探す必要があります。
ファミリー層での沖縄移住なら20万円以上必要
ファミリー層も多い沖縄ですが、家族で生活していくには費用の相場は20万ほどでしょう。那覇市内の2LDKで家賃相場は9万円前後です。2DKであれば7万円前後で借りることもできます。そこから食費や日用品、光熱費、通信費等加えていくと最低でも20万円あれば生活はできるのではないでしょうか?
どちらにしても以下の光熱費や居住エリアで大きく毎月の支出は左右されます。地域によて実施している支援制度も違うので、ファミリー層なら子供支援が充実している地域、単身であれば仕事の支援をしている地域を選ぶ等、ライフスタイルに合わせた移住先の検討をすることで費用は抑えられます。沖縄には空き家バンクもあり、空き家探しをサポートしてくれる支援制度もあるので、気になる方はぜひ活用されてみてください。
沖縄県の光熱費
沖縄電力は2023年4月以降の電気料金値上げを決定したことを受け、一般家庭の電力料金が最大4割増と1万2千円台を超え、これが全国最高となる見込みと発表しています。沖縄県の電力供給は本土と違って電力融通ができない単独系統のため、設備投資が多額だからということです。沖縄は暖房よりも冷房に電気代がかかることが多いと思うので、電気料金はどのように使うかで金額が大きく変わってくると思います。
また、沖縄県は都市ガスよりもプロパンガスの普及が多いので、引っ越し先を決める際には確認しておきたいポイントです。プロパンガスは都市ガスに比べて高額になるので、毎月の支出を考えるうえでぜひチェックしておいてください。
住む地域によって毎月の支出は変わる
沖縄では住む地域によって支出は大きく変わってきます。離島であればその分、輸送費で物価は高くなりますが家賃は下がる場合もあります。一方でできる仕事も限られる可能性もあり、最低賃金も全国最下位ではあるので、リモートワークや独立してお店を開くことを視野にいれるのも1つです。独立開業に関しては、沖縄県で助成金の支援等も行っているので、ぜひ合わせて確認してみてください。
沖縄は国内観光地としてかなり人気の高い地域です。その為移住先としても人気ですが、何も考えずに人気のスポットに引っ越すよりも、今までのライフスタイルと照らし合わせながら最適な場所を詳細まで調べておくことが重要です。ぜひポイントを押さえて調べるためにお役に立てれば幸いです。