勤務先にバーチャルオフィスを使った副業がバレたら?の記事をご紹介します。
政府の働き方改革により、2018からは副業解禁が提言され、この機会に「副業を始めた」と言う人も多く、その拠点としてバーチャルオフィスを使っている方も多いと思います。
しかし、日本では多くの会社、企業で「長時間労働による疲労で本業に支障をきたす恐れがある」、「情報漏洩を防ぐ」、「本業の評判や信頼を失墜させるリスクの回避」と言う理由で、就業規則により副業が禁止されているのが現実です。
「副業をしたい」と考えたのなら、現在の勤務先は「副業禁止」なのか「許可制」なのか「どんな規定があるのか」など、就業規則の確認が重要です。
本業以外パートやアルバイトなどで「給与所得」が発生している場合は、税法により確定申告による納税が必要で、申告しない事は違法です。
公的年金や営業用貸金の利息、作家以外の人が受け取る原稿料や印税、アフィリエイト収入、仮想通貨による利益を「雑所得」と言い、給与所得以外の雑所得が20万円を超える場合は確定申告が必要になります。
会社員の場合、会社の給与から払う「特別徴収」となっていて、源泉徴収時に副業の収入分が上乗せされ、会社に通知が行く事で副業がバレる可能性が高くなります。
この場合、ご自身で直接納付する「普通徴収」とする申告を行うと、良いでしょう。
このように、バーチャルオフィスを使っていても勤務先に副業がバレるリスクはゼロとは言えません。
ご自身を代表や個人事業主として名前や自宅の住所などを公開している場合、会社関係の人の目に留まって副業がバレる可能性があります。
こんな時は、自宅の住所ではなくバーチャルオフィスを事業所の所在地とする事は、勤務先に副業がバレるリスクを少なくする事ができます。
ご自身がネットに発信した情報で、バーチャルオフィスを利用している事や副業を行っている事が、ご家族にバレる可能性もあります。
また、郵便物や電話転送サービスも転送先を自宅にしていると、ご家族にバーチャルオフィスの利用がバレる要因です。
ご家族にはバーチャルオフィスを使った副業に取り組む事を話し、理解を得ておく事が良いでしょう。
バーチャルオフィスを使った副業は勤務先やご家族にバレるリスクがりますが、それぞれに対応策もあります。
今後「バーチャルオフィスを使いたい」現在「バーチャルオフィスを使っている」方で、副業がバレる事に不安がある方は参考にしてみてください。